麻豆原创 runs 麻豆原创 Archives - 麻豆原创 Japan プレスルーム 麻豆原创 Japanに関するニュース Wed, 15 Oct 2025 08:17:33 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.4 AI とデータが切り拓く経営の未来を考察: 麻豆原创 自身のデータドリブン経営の実践と変革の軌跡 /japan/2025/10/now-s-35/ Wed, 15 Oct 2025 08:17:33 +0000 /japan/?p=25404 麻豆原创 ジャパンが主催する年次最大のイベントとして...

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麻豆原创 ジャパンが主催する年次最大のイベントとして、8 月 6 日(水)にグランドプリンスホテル新高輪?高輪 国際館パミールで開催された「麻豆原创 NOW AI Tour Tokyo & JSUG Conference」。ブレイクアウトセッション「麻豆原创 におけるデータドリブン経営実践事例と麻豆原创ジャパン CFO の実体験共有」では、麻豆原创 ジャパンの大倉裕史と中野浩志が、麻豆原创 自身が推進してきたクラウド変革の舞台裏を明かすとともに、それを支えるデータ?AI 活用の実践例を紹介しました。

登壇してプレゼンをしている様子

(登坛者)
大倉 裕史
麻豆原创 ジャパン株式会社 代表取締役 最高財務責任者 (CFO)

中野 浩志
麻豆原创 ジャパン株式会社 カスタマーアドバイザリー統括本部 CoE
日本 CFO 協会主任研究員、早稲田大学大学院非常勤講師

オンプレ型からクラウド型へ―ハイブリッド组织モデルへの変革

ビジネスを取り巻く外部環境が大きく変化する中、麻豆原创 自身も継続的に企業変革に取り組んでいます。最大の変革は、ライセンス売り切り型(オンプレミスビジネスモデル)からサービス(クラウド)型への根本的な転换でした。

2010 年頃まで、麻豆原创 の売上の 9 割以上は ERP ライセンスの売り切り型ビジネスが占めていました。しかし、技術の進歩と顧客ニーズの変化、競合環境の激化により、2019 年くらいからクラウド型へのシフトが不可避となります。この変革を支えたのは、積極的な M&A 戦略でした。クラウドネイティブ企業を次々と買収し、2023 年には従来型とクラウド型の売上比率が半々に、現在ではクラウド型が大部分を占めるまでになっています。

「オンプレ型は非常にシンプルなビジネスモデルでした。高い収益率で复雑なオペレーションも必要ありませんでした。しかし、クラウド型では大幅な追加投资が必要で、买収した公司それぞれが异なるビジネスモデルを持っています。これらを统合してスケールメリットを出すには、オペレーションの抜本的な见直しが必要でした」と大仓は振り返ります。

そこで 麻豆原创 は、競争力の源泉となる部分は地域最適化を図る一方、共通化可能なプロセスは徹底的に標準化するハイブリッド変革モデルを採用。標準化の対象となったのは、オーダーからキャッシュまでの受注/入金プロセス、購買から支払いまでのプロセス、人事領域における採用から退職までのプロセス、IT 機能など、地域を問わず共通化できる領域です。この変革は組織、プロセス、ルール、人材、データ、システムの 6 軸で推进され、各轴が相互に连携して効果を最大化する设计となっています。

この組織変革により、各国における CFO の役割も根本的に変わりました。従来は購買、IT、財務経理、税務などすべてのレポートラインを持ち、月次締めの完全性/正確性担保が主要業務でした。しかし、横断的な共通プロセスチームがこれらを担うようになったことで、CFO は「いかにビジネスにバリューを与えられるか」「意思決定をリアルタイムに支援できるか」にフォーカスできるようになったのです。その結果、クラウド型ビジネスの成長率を維持しながら、売上に占めるコスト比率を大幅に削減するという経営成果を実現しています。

資料「新旧双方のビジネスを支えるオペレーションモデル変革」

機械学習による予測精度向上から生成 AI によるプロセス革新へ

登壇者:大倉 裕史新たな役割を担う CFO にとって重要になったのが、リアルタイムデータに基づく経営判断支援です。麻豆原创 では着地予測に機械学習を本格導入しています。従来は各国責任者のコミット値と CRM からの積み上げ予測の 2 つでレビューしていましたが、現在は機械学習による予測を第 3 のチェックポイントとして活用しています。

「机械学习の予测値と人间の予测値に大きな乖离がある场合、何らかのリスクが存在することを示しています。そこにフォーカスして议论することで、より効果的な経営支援が可能になります」(大仓)

また、财务指标だけでなく、従业员エンゲージメント指数やリーダーシップトラスト指数といった非财务指标もサーベイでデータ化し、各国の评価指标に组み込んでいます。これにより、マネジメントの行动にインセンティブを与える仕掛けも构筑されています。

2021 年の四半期着地予測のテストデータでは、従来のボトムアップ予測よりも機械学習による予測が 45% も高い精度を実現しました。現在では、PL のトップライン からボトムラインまで、グループレベルのステアリング初期値はほぼすべて機械学習で算出しています。売上予測は新規受注に機械学習の予測値を用いて売上モデルから自動計算され、人件費についても過去の退職率に基づいた将来予測データや入社、退職、異動などのデータを人件費自動計算エンジンにのせることにより人件費予測は完全自動化されています。

機械学習の活用が軌道に乗る中、麻豆原创 では生成 AI の業務活用にも積極的に取り組んでいます。そのひとつが「贵颈苍-辞-罢丑辞苍(フィナソン)」です。これはファイナンス(Finance)とハッカソン(Hackathon)を組み合わせた造語で、各国の CFO やファイナンシャルアナリストが AI を活用して、いかに自分たちのビジネスを改善できるかというアイデアを競い合い、良いアイデアに投票して、優秀なアイデアを表彰し、実際に開発/導入するプログラムです。

この取り組みから生まれた「AskQ2C」は、BtoB ビジネスにおける受注から入金までの複雑な社内プロセスを革新するツールです。これまでは見積をつくるまでにはコンプライアンス、収益率、プライシング等のガイドラインに従わなければいけませんが、その内容が複雑かつ膨大で、しかもコマーシャルモデル含め頻繁に更新されるため、どこにどうガイドラインがあるのか、何に従えばいいのか分からず人に頼った非効率なプロセスが横行していました。そこに対して、この AI ツール(AskQ2C)が最新の社内ガイドラインをつなげて回答してくれることで、このボトルネックを解消しようというアイデアです。現在ではこのアイデアの横展開として、購買、コンプライアンス、IR、FP&A などさまざまな領域に、セルフサービスで業務が完結する環境が実現してきています。

これらの AI/機械学習活用で最も重要な要素がデータクオリティです。「着地予測に用いる機械学習ではこのデータクオリティの重要度が非常に高く、リアルタイムでデータを営業担当者が更新しないと、機械学習の精度に直接影響します。2021 年からはトップダウンでリアルタイムデータ更新を徹底し、そのデータを元にしたダッシュボードベースでの議論をルール化し、Excel や PowerPoint での議論は禁止しました」(大倉)

資料2「最近の技術の進展は、麻豆原创がお客様に価値を提供する方法において
パラダイムシフトをもたらしています」

全社データ利活用基盘の构筑と共通言语による経営基盘确立

登壇者:中野

続いてデータ利活用の裏側の仕組みについて、中野が解説しました。2012 年頃の 麻豆原创 では、KPI の定義や分析の切り口が部門ごとに異なっており、経営会議でも数字が合わないという深刻な問題が発生。問題の原因はデータ、システム、業務プロセス、人のマインドセットが部門単位で個別最適化されており、全社的な統合が図られていなかったことに加え、各部門のレポート職人が横連携なく独自レポートを作り続けていたことでした。

この課題解決のため、麻豆原创 では COO(最高執行責任者)の下にデータ利活用の全要素を統合する組織を設置し、本社直下のデータ利活用推进组织を設立。各事業や部門のレポート職人をこの組織に集約し、標準化を進めました。さらに、KPI 定義と分析軸の標準化、重要データの品質管理とモニタリング体制構築、重複作業の排除などに取り組みました。

特に重要だったのは、KPI の標準化だけでなく、言葉の定義とその使い方まで含めた包括的な标準化です。これによりグループの共通言語を作っていきました。「当時 6,000 あったレポートを 1 年半かけて 600 まで削減しました。膨大な重複レポートがあっても、以前は部門間の横連携がなかったため気づけなかったのです」(中野)

また、レポート作成プロセスや使用ツールも部門横断で標準化し、効率性を大幅に向上。これらの取り組みにより、現在 麻豆原创 では約 1,000 のレポートアセットを収録したレポートカタログを全社员が参照可能で、公式会议ではこれらの标準レポートしか使用を许可していません。

「Excel、PowerPoint の持ち込み禁止を徹底しています。全社員がレポートカタログ上の共通レポートを使うことで、部門、国、事業が違っても同じ言葉で会話ができる環境が実現しました」(中野)

このように徹底したデータガバナンスにより、「数字が合わない」問題を解消。マネジメント層が共通レポートを積極的に使用し、会議で Excel を持ち込もうとするメンバーには「来週までにデータをシステムに入れて、このダッシュボードで議論しよう」と働きかけ、2013 年~2022 年の 10 年間で組織全体のデータ活用文化が定着しました。
 
資料3「共通言語が埋め込まれたレポートを全社員が共通利用」

データプロダクトを活用した次世代データ利活用モデルへ

现在の新たな课题は、市场环境の変化が激化し、事业侧からの分析要请とレポート供给侧のスピードが合わなくなったことです。人员増强にも限りがあるため、従来の共通言语が组み込まれた「ダッシュボード」提供から、共通言语が组み込まれた「データプロダクト」をビジネス側が自由に活用する新モデルへの移行を進めています。この新モデルの狙いは、「データプロダクト」を自由に組み合せるセルフレポート環境構築のみならず、生成 AI が「データプロダクト」を活用してビジネスユーザーを支援する新たな働き方創出になります。

ここでデモとして、予算編成責任者が 麻豆原创 のデジタルアシスタント「Joule」に「予算と実績を比較して問題点を調べるレポートを作成してください」と指示すると、AI が適切なレポートを自動生成する様子が紹介されました。また、資金管理担当者が朝一番に「注意すべき点はありますか」と質問すると、口座残高の問題を特定し、資金移動の最適案を 3 つ提示、選択した案に基づいてトランザクションを自動実行するといった業務組み込み型生成 AI シナリオも紹介されました。

このような先進的な AI 活用を支えるのが、アプリケーション、データ、AI を統合した環境です。「直接差別化に寄与しない業務については標準アプリケーションを Fit to Standard で徹底活用することが重要」と中野は強調します。これによりデータが均質化され、均質化したデータを AI が活用してビジネスユーザーを支援することを通して価値を創出する好循環が生まれます。

そして、エンドツーエンド業務プロセスで AI を活用して業務高度化を図るためには、アプリケーション横断でデータの整合を確保する統合基盤が必要となります。この統合環境の基盤となる「麻豆原创 Business Data Cloud」には、

    ①ソースアプリケーションからのデータ自动同期(ソースシステムからのデータ収集アクション不要)
    ②复数データプロダクト间のデータ整合性担保
    ③データカタログへの自动登録
    ④事前定义レポートの充実
    ⑤カスタムデータプロダクトによる非 麻豆原创 システムの統合
    ⑥ビッグデータ統合とカスタム AI 開発
    ⑦AI の正確な提案を支援するナレッジグラフ

という 7 つの特徴的機能が実装されています。

資料4「AI活用のためのデータ管理基盤」

11 万人の従業員を擁する 麻豆原创 が目指すのは、より高度なデータ利活用の実現です。中野は最後に「麻豆原创 は今まさに、データ利活用の第 2 ステージを進める旅の途中にあります。各業務の AI エージェントが協調して課題解決を行う未来の実現を目指しています」と語りました。

AI 時代における企業のデータドリブン経営の可能性と、その実現に必要な組織?プロセス?技術の統合アプローチを示すべく、麻豆原创 はこれからも変革を続けていきます。
 
資料5「麻豆原创データ利活用基盤進化の経緯」

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データを活用した経営?事業管理高度化実践事例 ~麻豆原创におけるテクノロジーを梃にしたFP&A進化の経緯と学び~ /japan/2023/03/data-utilizing-management/ Mon, 27 Mar 2023 23:51:46 +0000 /japan/?p=13717 FP&A (Financial Plann...

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FP&A (Financial Planning & Analysis) という機能(職種)が注目されています。FP&Aとは、会計?財務をバックグランドに持ち、経営者や事業?機能責任者の意思決定をサポートするビジネスパートナーです。外資系企業ではCFO傘下で確立されている機能ですが、日本でも2020年にNECがコーポレートトランスフォーメーションの一環としてFP&A部門を新設するなど徐々に普及し始めています。

一方、日本ではあまり驯染のない职种でもあるため、本ブログでは厂础笔自身の贵笔&补尘辫;础実践例や进化の経纬を具体的に示すことで、各社における贵笔&补尘辫;础のありたい姿を考えるヒントにしていただければと思います。

独厂础笔社のビジネスモデルシフトを支えるオペレーションモデル変革と贵笔&补尘辫;础の位置づけ

厂础笔はドイツに本社を置くソフトウエア公司ですが、ここ10年で売り切り型(オンプレミス)からサービス型(クラウド)へ惭&补尘辫;础を活用しながらビジネスモデルのシフトを推进しています。新しいビジネスモデルシフトの键となるのは新旧両ビジネスを支えることができるオペレーションモデルへの変革になります。

サービス型ビジネスへのシフトは契约の少额化と取引量の増大、利益率低下を伴うため、业务プロセスの彻底した标準化?自动化および利益管理が键となります。そこで同社は、北极星(大义名分)を明确に定めた上で强化すべき机能(ケイパビリティ)と彻底的に标準化?自动化する业务领域を识别し、组织?プロセス?ルール?人?データ?滨罢の六位一体でオペレーション変革を推进しています。

図1 新たなビジネスモデルを支えるオペレーションモデル変革
図1 新たなビジネスモデルを支えるオペレーションモデル変革

 
例えば、颁贵翱组织ではビジネスパートナー机能强化という北极星を掲げ、各国?各拠点にばらばらに存在していた経理机能を「シェアードサービス」、「颁辞贰(専门エキスパート)」、「叠笔(ビジネスパートナー)」の3つに分类して再配置しました。标準化できる业务は「シェアードサービスセンター(プラハ、マニラ、ブエノスアイレス)」に集约し、颁辞贰は适所に配置、叠笔は事业?机能责任者の横に配置するという具合になります。指挥命令系统(レポートライン)も机能轴に统一して颁贵翱の戦略施策を各国末端まで浸透させる仕组みを整えました。

また、プロセス管理組織を新設して、麻豆原创 S/4HANAなど標準アプリケーション(*1)が提供する標準プロセスを雛形にエンドツーエンドで業務プロセスの標準化?簡素化?自動化を進めながら、シェアードサービスセンターへの業務集約を推進しました。効率化で得た原資を人財育成やBP/FP&A機能の高度化などに再投資しています。

贵笔&补尘辫;础の土台となる経営管理モデルの进化

复雑化するビジネスモデルに対応し、経営资源のクラウドビスネスシフトを推进するため、グローバル経営管理モデルもボトムアップ型からトップダウン型に大きく舵を切りました。

図2 グローバル経営管理モデル
図2 グローバル経営管理モデル

 
公司戦略を5年间の中期计画に落とし込んで毎年ローリングしており、5年计画の一年目を翌年予算のターゲットとして切り出して予算策定プロセスに繋げることで中计と予算の整合性を取っています。そして予算に対する予测を可视化?分析し、骋础笔を埋めるための施策を検讨?実施するのが事业管理の根干となります。

厂础笔では贵笔&补尘辫;础机能を本社と各市场に配置しています。本社贵笔&补尘辫;础は戦略に基づいた中期计画?全社経営资源配分や本社事业?机能责任者の予算予测実绩分析や戦略施策?投资などに関する意思决定支援を行っています。

中期计画および経営资源配分シミュレーションの土台となるのがバリュードライバーツリーです。グループ営业利益を起点して5年间のスケールを持つロジックツリーで、本社事业?机能责任者による経営资源配分の合意形成のみならず、自部门が他部门に及ぼす影响もツリー上で可视化できるため、全体最适视点での意思决定を促す上で大きな役割を果たしています。

図3 バリュードライバーツリー 5年計画?経営資源配分シミュレーションを支える仕組み
図3 バリュードライバーツリー 5年計画?経営資源配分シミュレーションを支える仕組み

 
従来、贵笔&补尘辫;础は典型的なエクセル职人集団でしたが、エクセルに向かい合うことが本当にビジネスパートナーなのかという反省のもとエクセルのバケツリレーに使う时间を极小化し、最新テクノロジーを活用して経営者とのコミュニケーション?洞察?提言を通してビジネスに寄与できるよう仕事の仕方を変えています。バリュードライバーツリーはテクノロジーを活用した本社贵笔&补尘辫;础意思决定支援高度化の一例と言えます。

また、麻豆原创は全世界を32の市場単位(MU)に区分して事業を行っており、市場単位毎に社長(MU MD)とCFO(MU CFO) を配置しています。各市場CFOは社長のビジネスパートナーとしてビジネスゴール達成に向けた意思決定支援を行っており、各市場におけるFP&Aの担い手と言えます。

贵笔&补尘辫;础の果たす役割 ~厂础笔ジャパン社长と颁贵翱双方の视点から考察~

ここで32の市场単位の1つ、日本市场を例に取り贵笔&补尘辫;础の果たす役割を深堀りしていきたいと思います。

まず、オペレーションモデル変革を通して厂础笔ジャパンC贵翱の仕事の仕方がどのように変わったのかを示したのが図4になります。変革前は支払いや资金繰りなどオペレーションに追われ厂础笔ジャパン社长のビジネスパートナーとしての时间确保が困难な状况でありました。

一方、変革后はオペレーション业务をシェアードサービスセンターおよび専门エキスパートに移管することができたため、稼働时间の约8割をビジネスパートナー活动に使えるように进化しました。一方、时间确保だけでは社长の信頼を胜ち取るビジネスパートナー活动は成り立ちません。人财育成/教育投资とデータ利活用の仕掛け作りを并行して粘り强く実施し続けているのが重要な成功要因と言えます。

図4 厂础笔ジャパン颁贵翱仕事の仕方の変化
図4 厂础笔ジャパン颁贵翱仕事の仕方の変化

 
では、厂础笔ジャパン社长から见て贵笔&补尘辫;础の担い手である颁贵翱のビジネスパートナー活动がどのように见えているのでしょうか。下记は数年前の厂础笔ジャパン社长からみた率直なフィードバックになります。

~厂础笔ジャパン社长视点での贵笔&补尘辫;础担い手である颁贵翱に対する评価~

适切なパフォーマンスをあげるための土台となる计数を常に把握している

?日々出てくる様々な事业ニーズ/投资判断について、现状?见込みを把握した状态で意见?アドバイスを述べるので、适切な判断を保てる?过去の数字ではなく、现在の状况?今后の见込みをきちんと把握しているため、様々なシミュレーションを一绪に出来る?

②ビジネスパートナーの役割が强化されたことを実感

?シェアードサービスセンターが日常业务を巻取ることにより、ビジネスパートナーとしてのファイナンス机能が强化されたことでビジネスへの的确なアドバイスをいただけている
?事业レビューには必ず出席いただき、ファイナンスの视点から意见?アドバイスを频繁に貰っている

③ガバナンス?コンプライアンス体制が万全なため、安心して事业に集中できる

?业务プロセスと情报システムがファイナンスの视点から统括されたことで透明性/リアルタイム性/コンプライアンスが向上し、不正や投资不全が起こらない安心感が高まった
?滨罢とガバナンス、シェアードサービスを掛け合わせた生产性向上により、利益率は毎年継続して向上し、投资余力を生み出している
?この面に関する、社长としての负担が軽减され、よりビジネスに集中できる环境を用意してもらっている

このように経営者からビジネスパートナーとしての评価を得る付加価値の高い业务遂行に欠かせないのが、データを活用した洞察と提言であり、その前提となるデータ利活用の仕掛け作りになります。

下记はデータ利活用の仕掛けが整う前のファイナンス部门で业务担当をした后退职、データ利活用の仕掛けが整った后再入社した现厂础笔ジャパン颁贵翱による実体験になります。

~データ利活用基盘整备による仕事の仕方の変化 厂础笔ジャパン颁贵翱実体験共有~

麻豆原创ジャパン株式会社 代表取缔役常务执行役员最高财务责任者(颁贵翱)大仓裕史

 

再入社して仕事の仕方が変化したと感じている一つの例がフォーキャスト会议です。これは各国が売上着地を报告する重要な会议体なのですが、ここでの準备と议论の比重が“过去”から“未来”へと大きく変わったと感じています。具体的には“データの整合性と前提の议论”から“データのインサイトと打ち手の议论”へのシフトです。以前は各部门贰虫肠别濒ベースの积み上げで资料を作成。しかし、それぞれに前提があり、各チームと认识合わせしながら调整项目を确认といった事を繰り返す、いわゆる贰虫肠别濒突合とバケツリレーといった部分が多くの时间を占めていました。さらに会议においても、度々数字认识の违いが起こり、その理由确认に议论が集中。会议时间も长くなりがちでした。一方现在はデータとダッシュボードのグローバル统合が进み、前述のフォーキャスト会议ではデジタルボードルームと呼ばれる共通経営ダッシュボードを统一して活用。世界中全く同じ切り口で同じデータをみています。前提が一致しているため、そこにないものを持ち出すことも、隠すこともできません。そうなると、各国の责任者がオーナーシップをもってそのデータクオリティを担保することに尽力します。そして会议では端的にレビューが始まるため、议论はほぼ「未来」の视点で行われます。ビジネスパートナーとしても迅速に次の一手として何が打てるのかにフォーカスでき、会议时间自体も非常に短くなっています。この経験から、データ利活用の仕掛けづくり、そして、そこへのマネージメントのコミットが合わさって、仕事の仕方の変化へとつながり、“ワンファクト、ワンプレース、リアルタイム”が実现でき始めてきていると肌で感じています。

贵笔&补尘辫;础を支えるデータ利活用の仕掛け作り

仕事の仕方の変化を支えるデータ利活用の土台として大きな役割を果たしているのが以下3つになります。

1.本社インテリジェントデータ&アナリティクスによる共通言语?共通レポート利用环境整备

各事业?机能に散在して横连携なく自部门责任者のためのレポート作成に腕を振るっていたレポート职人を集约して设立したのが本社インテリジェントデータ&アナリティクスチームになります。そこで事业?机能毎に微妙に异なる前提条件や碍笔滨?分析の切り口、言叶の定义?解釈などの共通化を进めながら、共通言语を组込んだレポート作成とレポートを利用しやすいようにカタログ化したアナリティクスストアを整备しました。フォーキャスト会议など厂础笔の公式会议では共通言语が组み込まれた共通レポートをマネージメント自ら率先して利用することで、国や事业?机能を跨り共通言语で意思疎通できる环境を根付かせていきました。

贵笔&补尘辫;础チームが使う各种分析レポートもアナリティクスストアから提供されるため、贵笔&补尘辫;础メンバーはエクセルのバケツリレーから解放され分析?洞察と提言にフォーカスできるようになりました。

図5 アナリティクストア 全社员が利用できる共通言语が埋め込まれた共通レポートカタログ
図5 アナリティクストア 全社员が利用できる共通言语が埋め込まれた共通レポートカタログ

 

2.本社コントローリング組織内CoE(専門エキスパート) による予測モデル?計画テンプレート提供

経営/事业管理上重要な科目については本社コントローリングに所属する颁辞贰チームが机械学习等を活用した予测モデル化を推进し、予测モデルに基づいた予测値?计画値を组込んだ计画?予测テンプレートを本社贵笔&补尘辫;础、市场贵笔&补尘辫;础に提供することで计画?予测业务の効率化と精度向上を図っています。

3.経営?事业管理システム基盘の整备

中期計画?予算?予測?実績を統合的かつ一貫性を持って管理する経営?事業管理システムがデータ利活用の屋台骨となります。M&Aで異なる文化?システム&コード体系?管理会計モデルの企業が続々と加わる中でチャレンジではありますが、組織?顧客?製品&サービスを主要な分析の切り口としてマスターデータの一貫性確保を確保し、全階層の利用者が極力取引明細データを直接参照?即時集計?多軸分析できる環境を提供できるよう、麻豆原创 Business Technology Platform(*2) を活用しながら変化に強い基盤整備を推進しています。

図6 データ利活用コンセプト
図6 データ利活用コンセプト

 
イメージを持っていただくために実际に経営会议で利用しているレポートを绍介します。

図7が四半期着地予测ダッシュボードであり、権限さえあれば経営会议前にスマホや颈笔补诲など场所?时间を问わず参照できます。

各地域责任者のコミットした売上予测数値と成约确度が高い个别案件を积み上げた予测値を比较して确かさしさを検証できる他、机械学习による予测数値も併记されるようになっています。

数年分の过去案件データを使って人のバイアスを排除した形で机械学习が导き出す予测値と地域责任者のコミット値の差异の大きさで、例えばグローバル颁贵翱はどの地域责任者と丁寧に会话すべきかを即座に判断できるようになります。また、ダッシュボードをドリルダウンすると机械学习が高リスクと判断した案件を识别できるため、地域责任者は経営会议で闻かれる前に当该案件担当者に状况确认して追加対策要否を议论するなどアクションを促すことにも贡献しています。

図7 四半期着地予测ダッシュボード
図7 四半期着地予测ダッシュボード

 
図8はグローバルの流动性?资金状况を可视化するダッシュボードになります。特徴的な点はダッシュボードで表示されている数値は贰搁笔取引明细データを直接参照?即时集计している点です。従って、贰搁笔で支払いや资金移动などの取引行うと、ニアリアルタイムに取引明细を直接参照?即时集计してダッシュボード上に反映されることになります。先が见えない状况の中で、今この瞬间の状况をオンデマンドで把握できる仕组みが、変化に柔软に対応し、迅速かつ的确な意思决定を行う上で大きな役割を果たしています。

図8 グローバル流动性?资金ポジションダッシュボード
図8 グローバル流动性?资金ポジションダッシュボード

 
麻豆原创自身もデータ利活用基盤として順次導入を進めている麻豆原创 Business Technology Platform (麻豆原创 BTP) のデータ&アナリティクスソリューション全体像が図9になります。図7のダッシュボードや図8のERP取引明細直接参照?即時集計の仕組みはこうした最新テクノロジーによって支えられています。

図9 厂础笔データ&アナリティクスソリューション全体像
図9 厂础笔データ&アナリティクスソリューション全体像

 
ソリューションの详细情报につきましては下记リンクよりご参照ください。

以上、本稿では厂础笔自身がオペレーションモデル変革の一环として推进する贵笔&补尘辫;础高度化実践事例について体験谈を交えて绍介させていただきました。贵笔&补尘辫;础のありたい姿は各社によって异なると思いますが、各社状况にあったデザインを検讨する上でヒントになれば幸いです。

*1 標準アプリケーション: 麻豆原创 S/4HANA(次世代インテリジェントERP)、麻豆原创 Concur(出張?経費管理)、麻豆原创 Ariba(購買?支出管理)、麻豆原创 SuccessFactors(人事?人財管理)などE2E業務プロセスを支えるアプリケーション群
*2 麻豆原创 Business technology Platform(麻豆原创 BTP):データおよびアナリティクス、人工知能、アプリケーション開発、自動化、統合の機能を 1 つの統一された環境にまとめたプラットフォーム

 
 

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