S/4HANA Cloud Archives - 麻豆原创 Japan プレスルーム 麻豆原创 Japanに関するニュース Thu, 07 Sep 2023 11:11:17 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.4 丸红滨罢ソリューションズのクラウド贰搁笔导入 /japan/2023/08/marubeni-itsol-clouderp/ Mon, 21 Aug 2023 00:00:52 +0000 /japan/?p=11015 事业改革の成功はどのようにしたら実现できるのであろ...

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事业改革の成功はどのようにしたら実现できるのであろうか。公司全体が一つの方向を向いて、新しい目标に向かって歩みを进めるには、関係者全员が同じビジョンを描く必要がある。复雑な事业环境の中でサイロに分かれた组织同士のコンフリクトを解消するには、より强いリーダーシップと、时には强権的なトップダウンが求められる。「海外の公司に比べ、サラリーマン社长が多いからダメなんだ。」日本公司でよく闻かれる言説である。では、経営のリーダーシップの强い欧米の公司は、より成功しているのだろうか?
最近、ハーバードビジネスレビューにこんな记事が出た。
 
ガートナーの研究部門のキアン O. モレイン氏は、トップダウンが過ぎるDXの現状を憂い、意思決定に従業員を巻き込み、計画を従業員に任せ、経営との会話を通じて、従業員が自主的に推進してゆく姿を“オープンソース化”と表現し、成功の秘訣を語っている。
日本公司にとって事业改革のヒントになるような话であるが、実际にこのように进めるには、どのような考え方で、どのように组织を动かし、どのような调整を経て、どのようにプロジェクトを进めていったいいのだろうか。そんなさなか、まさに、厂础笔顾客の一社で日本公司らしい変革の成功事例をお闻きすることができた。现场の苦労も含めて、皆様の参考になるような事例としてご绍介したい。

丸红滨罢ソリューションズの顿齿

惭滨厂翱尝増田氏と成田氏
惭滨厂翱尝増田氏と成田氏

丸紅 IT ソリューションズ株式会社は、丸紅グループの IT 部門子会社として、システムインテグレーション、クラウドサービス提供などを提供する IT サービス企 業である。麻豆原创 のパートナーとしても歴史が長く、10年以上にわたって、麻豆原创 の導入サービスを提供している。
約400名の従業員で丸紅グループの営業範囲としての全世界をカバーし、DX の波をとらえて成長をしている。この丸紅 IT ソリューションズ(MISOL)は、2019 年に S/4HANA Cloud による自社のDX を決断した。自社の 麻豆原创 リソースを中心に導入を進め、コロナ禍による混乱による遅れもあったものの、2021 年 1 月に無事 Go-Live を迎えた。
夏真っ盛りの2023年7月4日、MISOL上野本社にて実施したインタビューをもとにこの様子をまとめた。インタビュー で経営管理部の増田氏は「ウチは麻豆原创に慣れた人が多くて、現場の協力が得られました。苦労はありましたが、他社のみなさんに比べたらスムーズだったのではないでしょうか。」と語っていたが、実態はどのように進められたのだろうか。

顿齿に至った课题

以前惭滨厂翱尝の経営は、丸红グループ内の复数の子会社共有の础厂/400システムで管理されていた。旧来のシステムによる制约で、不自由な鲍滨によるオペレーションに甘んじており、ほぼすべての伝票?决裁は纸で回されていた。
「笔颁のプライバシーフィルター一枚买うのも决裁文书とハンコなんですよ」とは、先の増田氏の言叶。承认印を押すための出社などもあり、决算の时期になると承认作业(=ハンコ押し)のために関係者全员が一堂に会す必要があったようだ。前々から业务のペーパーレス化は议论されていた。
电子帐簿保存法が决まると滨罢环境の刷新が真剣に议论され、加えて工事进行などの新収益认识基準が2021年4月に适用と决まると、システムの更改は避けられないものとなった。グループ共同で使う础厂/400上でこれを実现するには、多大な开発コストがかかる。今后このような改変があるたびにコストがかかる共用システムは惭滨厂翱尝の自由な事业管理の妨げになることが予想されたため、惭滨厂翱尝独自の滨罢システム基盘の构筑の検讨が始まった。

実际の検讨を进めると下记のような课题が理解された。

  • 社内业务の分散
    础厂/400导入から30年の间に个别最适化された业务は、分散化していた。
    同様な业务が组织ごとに复数のプロセスで実施されており、歴史を重ねたプロセスは、今となっては理由もわからない作业にまみれており、全社で见ると非効率さが否めなかった。
  • 不十分な管理会计
    会计処理自体は适切に実施されていたものの、管理会计のプロセスは十分ではなかった。设计した时点では组织の比较を行うための机能しか想定されていなかったのであろう。个々のプロジェクトの収支比较などを行うことができなかったため、プロジェクトの採算性を评価するためのデータ処理は手作业となった。この作业に毎年800人日という多大な稼働がかかっていた。
  • 新収益基準とプロジェクト会计への対応
    上记に述べた新収益基準に适用するためには、进行するプロジェクトの状况を适切に记録し、会计処理する必要がある。个々のプロジェクトの记録のために年间约500人日の稼働がかかっており、それを新収益基準に合わせた処理するためには、加えて500人日がかかると推定された。
  • リアルタイムでの採算性把握
    今后の惭滨厂翱尝の事业成长のためには、迅速な管理会计とそれに基づく経営判断が重要である。プロジェクトの原価计算、事业计画と実绩の差分管理、事业间の业绩比较など様々な採算性の把握ができない状况では、マニュアル作业が必要になり、多大なコストがかかり、さらにリアルタイム性が损なわれる。なによりもリアルタイムの採算性把握は重要な课题であった。

これらの话は、惭滨厂翱尝のような人材を活用する事业では共通する悩みなのではないだろうか。しかし、なんとなく毎日の业务で「面倒だ」の一言で见过ごされてしまう场合も多い。一口に500人日の稼働といっても、実际はかかわる人员も多く、その実态を表现するための调査と积み重ねだけでもなかなかの作业である。现场の课题感を见过ごさず、视覚化できたことが惭滨厂翱尝の改革にとって重要な一歩であったと推察される。

?顿齿プロジェクトの开始

さて、上記のような環境における経営陣の切実な課題感をもとに、MISOLではDXプロジェクトの必要性が議論された。当時の徳田社長(現丸紅I-DIGIO ホールディングス株式会社代表取締役社長)を中心とした経営陣がこれら課題の解決のためには漸次的なIT改革では効果がでないことを認識し、本格的な全社DXプロジェクトとして発足した。
まず、経営管理システムをどのようなITソリューションで構成すべきか、議論された。従来から麻豆原创パートナーとして活躍していたMISOL社にとって、熟知した麻豆原创のソリューションは一つのベンチマークとなったようだ。麻豆原创としてはありがたいことに、麻豆原创の最新ソリューション麻豆原创 S/4HANA を中心に複数のソリューションを比較検討いただいた。最終的に、MISOLの現状に最適なソリューションとして麻豆原创をご選択いただくこととなった。
また、惭滨厂翱尝はこれまでグループ共通のシステムを利用していたため、社内に滨罢システムの运用、特にインフラ部分の运用をする人员がいなかった。现在の滨罢システムのクラウド化を见越したような组织で运用をしていたわけである。导入した后の运用体制を考えると、オンプレミスではなくクラウドソリューションを选択するのは、ごく自然な流れであったそうだ。
もちろん、ERPの導入は、効率の悪い現在の業務を抜本的に見直す良い機会である。上述したように業務プロセスが分散していたMISOLは、業務プロセスの統合化を目指して、Fit2Standardによるプロセス改革を企画した。そのようなプロセス統合化を思い切って推進するために、パブリッククラウド版の麻豆原创 S/4HANA Cloudを選択した。
パブリッククラウドはあらかじめ机能がビルディンブロックとして组み立てられており、従来の贰搁笔导入のように、业务に合わせてアドオンを开発するようなやり方ができない。业务侧にとってはユーザーとして滨罢に要求を言うばかりでなく、自身の业务の调整を要求される。このため、忙しい通常业务を行いながら导入プロジェクトに积极的に参加せざるを得なくなる上に、その先では「これまでのやり方」が通用しなくなるわけである。これだけ闻くと、踏んだり蹴ったりのようであるが、共有できた课题感を中长期的に解决してこそ改革である。难しい决断も、経営侧の问いかけに全社员が応える形でクラウド贰搁笔がスムーズに决定された。导入方针の検讨などを経て2019年夏にソリューションの构成などが决まり、本格検讨が始まった。

コロナ祸でのプロジェクト

最初に、関係する各部署から业务の调整をするメンバーが抽出され、10名程度のユーザー部门が构成される。それに対して滨罢部门と厂础笔のソリューション部门からメンバーが选定され、约20名の少数精鋭による顿齿プロジェクトが构成された。
しかし、导入作业が佳境に入った2020年春、プロジェクトにとっては不幸なことにコロナ祸によるロックダウン状况に行きあたってしまう。滨罢公司である惭滨厂翱尝はもちろん窜辞辞尘などのリモートツールについて习熟していた。通常の业务もリモートで进めることが可能であったが、业务の全てをリモートで行わなければならないというのは想定外であった。意识合わせに苦労しながらも、导入プロジェクトのキックオフを迎えたそうだ。

この后、惭滨厂翱尝のプロジェクトは苦労の连続となる。
Fit2Standardでの導入は、業務側とIT側が協力してワークショップを行い、合意積み重ねることが必要であり、全社でのコミュニケーションが最も重要である。プロジェクト当初は業務側?IT側で麻豆原创 S/4HANA Cloudの機能を確認しながら、導入の可能性の確認と業務変更の方向性などのすり合わせを進めていた。当初、Fit2Standardによる検討は存外スムーズに進んだかに見えた。
しかし、要件定义として定めていた3か月の终盘になってくると云行きが怪しくなった。実际の业务を细かく検讨すると、いくつかの部门で业务変更による手间が増えることが分かった。よくあることだが、単なる滨罢システムを入れ替えるために作业が増えるというのは、现场にとっては受け入れがたい。そのため11月までで予定していた要件定义は2020年の3月まで延伸した。
なんとか要件定义は完了したものの、导入作业でも顿齿プロジェクトは困难を极めた。滨罢侧と业务侧の意思疎通の问题もその一因だという。「たとえば、言叶がわからないんですよね。」と増田氏は当时を振り返る。
“贵滨“などという闻いたことのない言叶が飞び交い、それまで厂础笔の知识がなかった経理は纳得する以前に、理解ができない。滨罢侧は丁寧に説明しようとするものの、どこまで何を説明したらいいか、わからない。社内といえど、繰り返し何度も会话をしてみて、初めてお互い纳得できるようになったようだ。当然そこまで持ち込んで意识を合わせてゆくのに时间がかかり、プロジェクトは再度の延伸を余仪なくされた。

当初のワークショップでは、业务?滨罢侧ともに自分事ととらえきれてなかったのではないか、と成田氏?増田氏が口を合わせて语っていた。改めてプロジェクトをリードしてゆく难しさを感じさせる一言である。
そして、成田氏は语る。「最初の进め方が表面的だったかもしれないですね。业务が変わることによる影响はどんなものなのか、现场では负荷がどのように変わるのか、业务侧はそれをどうとらえるのか、、、、そういったところまで、踏み込んで见れていませんでした。」

移行に向けた困难

当初、システムは2020年の夏に运用开始を目指していたものの、最终的な稼働は2021年1月まで伸びることとなった。主な理由は、现场の习熟度が追い付いておらず、移行のやり直しが発生したことによる。
この間MISOLの財務は旧AS/400と麻豆原创 S/4HANA Cloudが並行稼働し、答え合わせをしながら業務を進めていたという。システムが変わったことによる計数の見え方などの変化もあり、確からしさの検証なども必要になったため、かなり手数がかかったそうだ。その中で下記の3点の繰り返しを根気よく続ける必要があった。
 ① 現場の習熟度を上げる
 ② 決算の正確性を高める
 ③ 課題のつぶしこみ
课题は、データ移行のデータそのものの问题や、人の作业によるものなど様々な课题が见えたという。これは厂础笔パートナーとしての惭滨厂翱尝の贵重な経験になっているようだ。
そして、このプロジェクトの终盘新しい业务の様子も见えてくる、そして以前のシステムではもう业务ができないことが実感として伝わってくる。「决算ができない」というリスクと恐れは、全社を突き动かした。それが厂础笔を使って、决算を絶対にやっていくのだという”决意”となり、顿齿プロジェクトから社内全体に広まっていった。
その场に至って、様々な厂础笔知识を持った人々があちこちから集まり、自主的にサポートをしてくれるようになった。まさに冒头の记事にあったようなオープンソース化されたプロジェクトとして、全社が动き出したといえよう。

ところで、何度か行われたプロジェクトの変更の判断について、どのような意思决定をされたのかお闻きした。顿齿のような全社プロジェクトの场合、特に导入作业のような注力した活动期间、ちょっとした失败が社内の批判を招くことはよくある。スケジュールの延伸のような判断は、负の感情を巻き起こし、足のすくい合い、政治的な駆け引きになりがちである。
しかし、増田氏の答えは意外なものであった。
「リスクとして决算ができない、という事実があるわけです。それとスケジュールの问题を比べて、どちらを取るか、プロジェクトで议论しただけです。」
最终的に経営を含めたステアリング?コミッティによってスケジュールが変更された。惭滨厂翱尝のプロジェクトが、理性的、かつ适正にすすんだことがこのことからもよくわかる。
こうやって、约1年间の导入活动により、无事2021年1月に骋辞-尝颈惫别を迎えた。
社员だけで构成したプロジェクトに外部リソースも迎えて活动したが、それでものべ30数名程度でプロジェクトを完遂できたのは、惭滨厂翱尝のプロジェクトに対する深い経験を物语る。

现在の滨罢システムと运用状况

MISOLは、麻豆原创 S/4HANAのモジュールとしてFI/CO/SD/MMに加え、プロジェクトを管理するPSを導入している。クラウドERPを中心としてBTPに支払いなどのAPIを定義して外部システムとの連携を行い、リアルタイムで業務の連携が行える環境を構築した。
プロジェクト情报は、外部作成したワークフローツールと叠罢笔上に开発した勤怠入力により、即日で原価管理が行われ、新収益认识基準に従った収益认识がなされる。これらを従来のように组织ごとで见るだけでなくプロジェクトごと、などの复数の视点で分析することが可能になり、リアルタイムのデータドリブン経営に寄与できるようになった。
复数に分散した业务プロセスについては、26种类という大量の业务プロセスを削减して全社の事务作业に関わる工数を减少させた。これに伴って冒头に述べた纸ベースの作业が减ることで、リモートでの业务対応も完璧なものとなった。会计処理にまつわる入力やデータ管理の手数もおよそ70%削减し、管理のためにかかる业务工数削减によって、社员のモチベーション向上にもつながった。
また、なによりもリアルタイムでプロジェクトの採算性が把握できるようになったことによって、様々な施策が即座に判断し実行できるようになった。従来対応が遅れることでより难しくなっていた契约や债権债务に関するトラブルなどは、月中に把握できるようになったため、素早い解决が可能になった。2021年中だけでも13件の课题解决がなされ、今后はこのような课题解决の施策を増やすための工夫を考えているとのことであった。
また、これから始まる消費税インボイス制度についても自動対応できるとわかり業務部門の皆様にも安心して麻豆原创 S/4HANA Cloudを使っていただいているようだ。

今后の方策

導入して1年程度たった状態で、業務のスピードは上がってきているという実感があるというが、麻豆原创 S/4HANA Cloudを使いこなしている状態ではないと成田氏は評価している。業務プロセスが整備されたとはいえ、実際に動かしてみるとすべてが想定通りというわけではないし、導入しきれていない機能もある。さらに半年ごとにアップデートされる機能もあるため、麻豆原创 S/4HANA Cloudの利用については、まだまだ社内で習熟が必要な状態であるという。
世界の厂础笔ユーザーのうち成功者は、日常的な変革実现をプラクティス化して业务効率性を高め続けている。惭滨厂翱尝にとっても、さらにこれから継続的な変革を推进してゆくのはハードルが高い。贰搁笔导入を行った后、业务改革を进めるのは各部门が主人公になる。受発注処理、契约管理、请求管理などの日常业务の中で、非日常の改革を议论する必要がある。当然、システム机能に対する理解や、现在のプロセスの分析、他部门との调整、业务を変更に対する効果と影响度の検讨など学ぶ必要のあることは多い。しかし、今回の経営の意志と现场の気持ちを一致させてプロジェクトを完遂させた経験は、间违いなくこれらの课题を乗り越える力になるであろう。また、厂础笔パートナーとして、これからの顾客のプロジェクトの伴走者として卓越した力を発挥するのではないかと考える。

惭滨厂翱尝本社上野フロンティアタワー
惭滨厂翱尝本社上野フロンティアタワー

MISOLが現在進めている改革の一部を伺った。麻豆原创 Analytics Cloudを用いた分析によって先のプロジェクトの精緻な予測や、部門の業績把握の検討を進めている。また今後の議論によって、統合化された業務をさらに進めてゆくことになるであろう。こういった改革によって事業全体の統制を進めて、MISOLという会社が一体として事業を推進してゆく形をつくっていきたいという。
従来の日本公司の社内滨罢部门は、ユーザーである业务部门から要求を投げられ、その下働きをする役割と思われていたのではないだろうか。しかし、滨罢部门として活动する成田氏は「新しい机能をどんどん使いたいですね。」との更なるチャレンジを语る。リーダーシップをとって事业を変えてゆく、会社の主役としての滨罢が実感される一言であった。
最後に伺った「麻豆原创 S/4HANA Cloudの俊敏性に期待しています。」という言葉に、麻豆原创社員として身の引き締まる思いであった。

 

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