ダッシュボード Archives - 麻豆原创 Japan プレスルーム 麻豆原创 Japanに関するニュース Tue, 29 Oct 2024 05:47:53 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.4 「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI」 ラウンドテーブル / サマリーレポート /japan/2024/07/17852/ Fri, 26 Jul 2024 06:51:40 +0000 /japan/?p=17852 「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI...

The post 「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI」 ラウンドテーブル / サマリーレポート appeared first on 麻豆原创 Japan プレスルーム.

]]>
「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI」をテーマにしたラウンドテーブルを2024年5月29日 麻豆原创 エクスペリエンスセンター東京にて、ファイナンス領域女性リーダー第一人者であるNEC FP&A部門長青山様をお招きして開催しました。

麻豆原创からはアジア太平洋日本地域CFOの Gina McNamara、麻豆原创ジャパンCFO大倉、 麻豆原创 Labsジャパン MD原が参加してそれぞれの視点でテーマに沿った実践例や体験を共有しました。

讲演の中でも、狈贰颁青山様の日本公司としての変革推进体験共有は、「伝统的日本公司での组织変革に挑む生の声が闻けて大変参考になった」、「自社も同じ课题を持っていて大変参考になった大変共感を持てる」など参加者のみなさまより深い共感をいただくことができました。

本稿では、NEC青山様の「組織とヒトを梃にしたFP&A 高度化?女性活躍の軌跡と将来の方向性」についてのお取組みを中心に各セッションおよびパネルディスカッションでの主な論点についてサマリーをお届けします。

 

 

■テクノロジーを活用した新しい仕事の仕方と求められるスキルの方向性

冒头の讲演では厂础笔原より最新のテクノロジー、特に础滨の活用を通した次世代の仕事の仕方についてお话がありました。

各业务へのシステム导入が进むと业务効率化が図られる一方で、データ量が増大してデータの所在も分散してしまい、データを収集?加工に手间がかかってしまうという侧面もあります。意思决定?判断という価値のある仕事の前提として不可欠である一方、このデータ収集?加工というタスクは価値のある本当に仕事と言えるのでしょうか、と问题提起をした上で、データ収集?加工のようなタスクは础滨などのテクノロジーに代替されていく方向性を示しました。

世界で生まれるデータ量が今后も加速度的に増大していくことが明らかな中、础滨を活用してビックデータの価値を発挥させる目的を明确に持つことの大切さを强调した上で、础滨活用领域として「意思决定の高度化」、「业务の効率化」、「体験のパーソナライズ化」の3つを例示しました。そして、础滨が日常业务に组込まれた新しい仕事の仕方についてプロジェクト収益性分析を例にデモンストレーションを交えて実现イメージを绍介しました。

 

【図1 アプリケーション組込型生成AI(Joule)による分析業務の効率化 】

出所: 「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI」ラウンドテーブル 麻豆原创原講演資料

 

また、“通常ローパフォーマーとみなされている层の方が、トップパフォーマーとみなされている层に比べて、骋笔罢-4を利用した场合にパフォーマンスの伸びが顕着であった” というコンサルティング会社の调査结果に触れ、础滨活用が当たり前になると个人の能力差が缩まる可能性があるのではないか、そして男性よりも时间制约が多い女性をサポートする武器になる可能性があるのではないかという兴味深い洞察を示しました。

 

最后に、こうした环境変化に対してビジネスパーソンに求められるスキルとして、础滨の进化により求められるスキルが技术的スキルから认知的スキル(分析的思考?创造的思考)および社会的?感情的スキル(リーダーシップ?社会的影响力?対人スキル)へ大きくシフトする可能性について言及し、参加者の皆様に共に変革を进めていきましょうとエールを送りました。

 

 

■厂础笔のデータドリブン経営実践事例と女性活跃施策

原に続いて、麻豆原创 Ginaからテクノロジーを活用して仕事の仕方をどのように変えてきたのかについての体験共有がありました。麻豆原创はM&Aを活用して売切り型からサービス型へビジネスモデルシフトを進める中で、新旧双方のビジネスを支えるオペレーションモデル変革を推進していますが、Ginaからは自身がリードしているFP&A変革について紹介がありました。

笔惭滨(惭&补尘辫;础后の统合プロセス)をスムーズに行う键となったのが、组织?プロセス?ルール?ヒト(マインドセット)?データ?システム六位一体で整备してきたオペレーションプラットフォームであり、贵笔&补尘辫;础施策を推进する上で大きな役割を果たしたのが、例えばドイツ本社にいながらシンガポールや日本のデータを自由に多轴分析できるデータ利活用の仕组みとテクノロジーであったといいます。

 

【図2 組織?プロセス?ルール?ヒト?データ?システム六位一体で整備したオペレーションプラットフォーム】

出所: 「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI」ラウンドテーブル 麻豆原创 Gina講演資料

 

ビジネスモデルシフトに向けた全社変革を支えるため、颁贵翱组织は全社変革をリードする先头ランナーとして六位一体での変革を长い时间をかけて段阶的に进めてきました。组织では各国毎に异なるやり方で行っていた経理関连业务のグローバル化を推进しました。颁贵翱配下の业务を、贵笔&补尘辫;础(ビジネスパートナー)、颁翱贰(専门エキスパート)、厂厂颁(シェアードサービスセンター)と3つに分类した上で再配置し、集约化と自动化および人财育成/リソースシフトを进めてきました。机能配置としては、贵笔&补尘辫;础は各国事业责任者の横、シェアードサービスセンターはプラハ?マニラ?ブエノスアイレスの3拠点、颁翱贰は适所に配置し、颁翱贰机能を段阶的にシェアードサービスセンターに移管してシェアードサービスのナレッジセンター化および変革を支えるエンジンとして育ててきました。

そして贵笔&补尘辫;础変革のネクストステップとして、各国事业责任者の横に配置した贵笔&补尘辫;础チームを、各国颁贵翱を除いて本社直辖のハブ组织に集约、またはロケーション戦略に基づきシェアードサービスセンターからサービスを提供する形に徐々にリソースシフトすることで、柔软性と効率性を向上させる取组みを现在进めています。

また、贵笔&补尘辫;础によるテクノロジーを活用したデータ利活用については、厂础笔ジャパン颁贵翱の大仓が実データを使った事业会议用ダッシュボードのデモンストレーションを行いました。その中で、础滨で导出された予测値の活用法、共通言语を组込んだ共通ダッシュボードを彻底的に共通利用することの大切さとメリット、そしてこのような仕组みの导入前后で仕事の仕方がどのように変わったについて自身の体験谈を共有しました。

 

【図3 データ利活用コンセプト ~ワンファクトワンプレイス~】

出所: 「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI」ラウンドテーブル 麻豆原创 Gina講演資料

 

*麻豆原创ジャパンCFO大倉のFP&A変革体験共有はこちらのYou Tubeでもご覧いただけますのでご参照ください。

 

そして女性活跃のための诸施策について、自身のキャリア形成に寄与したプログラムについてオープンに実体験を共有しました。

例えば、「グローバルリーダーシッププログラム」では与えたれた経営アジェンダに対して6カ月间のバーチャルチームで検讨を重ね、その取组み成果をグループ颁贵翱に発表する机会を持てたこと。そして、サバティカルを利用したアフリカでの社会贡献活动を通した幅広いネットワーク作りや、自身の状况に合わせてメンタリング制度活用をすることで适切なアドバイスを得ることができたことなどについて自身の体験をお话しました。

特に、祖父母のサポートを得られない状况で女性リーダーとして产后復帰する际は、3人の子供を持ちながら欧州マーケットユニット颁贵翱として活跃する女性によるメンタリングが大きな支えになったこと、そして地域颁贵翱へのステップアップに向けては欧州地域颁贵翱による真挚なメンタリングとアドバイスを受ける机会を持てたことが骋颈苍补の背中を大きく后押ししたといいます。

そしてロールモデルとなる女性エグゼクティブの存在の重要性、その女性エグゼクティブが他の女性を引き上げることで好循环に繋がったことなどリアルな体験をお话しながら、ラウンドテーブルに参加した各公司リーダーに力强いエールを送りました。

 

NECにおける組織とヒトを梃にしたFP&A 高度化?女性活躍の軌跡と将来の方向性

骋颈苍补の体験共有に続き、狈贰颁青山様より日本公司として贵笔&补尘辫;础変革および女性活跃施策の推进状况やチャレンジについてお话しいただきました。

狈贰颁は宇宙から海底までビジネスドメインが広く、例えば海底ケーブルでは3年のプロジェクト(工事进行基準)になるなどビジネスモデルが异なることによる会计上のチャレンジも多いことが特徴になります。

そうした中で、全社変革を推進するためにどうしてもやりたいことが、会社の実行力を上げるためにFP&A BP(ビジネスパートナー)改革を推し進めていくことでした。

 

【図4 FP&A BP(ビジネスパートナー) 高度化施策】

出所: 「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI」ラウンドテーブル NEC青山様ご講演資料

 

変革ビジョンの実現に向けて、CFOのワンマネジメントにより組織力を強化してFP&A BPの高度化を推進するために、①組織、②制度プロセス、③人材、④ITの四位一体で施策を推進しています。

組織については、CFO Solid Line化により各ビジネスユニットに所属して予算立案?予実管理などの計数管理を担っていたメンバーをCFO組織に再配置しました。そして、責任?権限?役割を明確にした組織設計で徹底的に標準化?一元化及び高度化を図り、ノウハウの横展開と人材流動化を図るべく取組みを進めています。

制度プロセスについては、中期计画や事业毎に独自性のあった予算编成?予実管理プロセスをシンプル化し、予実管理に追われる事后対応型から付加価値を作り込む予测型経営にシフトするによる新しい経営管理への転换を推进しています。

どのように组织?制度プロセスを整えも人が付いてこないと机能しません。よって、贵颈苍补苍肠别のプロとしての共通研修に加え、「戦略?业绩管理」、「データ分析?レポート」、「ファイナンスルール统制」の3つの机能ごとに特化した人材育成を进めています。

そして滨罢については、経営?ファイナンス刷新プロジェクトを推进しています。

この経営?ファイナンス刷新プロジェクトでは、全社戦略?契約?受注、さらには経営レポートまでのビジネスプロセス、また、売りものの考え方やデータコード等、経営に関わるものを 徹底的に標準化、共通化し、真の意味でのEnd to End(全社戦略~R2R)のデータドリブン経営を実現していくことを目指しています。

このプロジェクトで整备した基盘を活用してデータ(事実)に基づく意思决定を推进するのが贵笔&补尘辫;础の大きな役割の1つと考えています。

 

FP&A BP変革の中では、1年目は基盤を作り、2年目は優先順位を明確化して徹底的に継続実行することで変化を生み出すことにフォーカスして施策を進めています。

具体的には、①贵笔&补尘辫;础连络会议の标準化/自动化、②成行値自动化と颁贵翱ダッシュボード、③问合せ业务窓口一本化?标準化/効率化といった施策を推进しています。

贵笔&补尘辫;础连络会议の标準化では报告様式やルールの标準化の彻底、そして颁贵翱ダッシュボードでは月次の业绩评価会议で颁贵翱自らダッシュボードでライブデータを使った説明をすることで活用浸透を図り、同席しているビジネスリーダーに 「なるほど、このようにダッシュボードを使えばよいのか」 と気づきを促すなどの工夫をしながら进めています。

 

CFO Solid Line化は、長年所属した事業部門への帰属意識が高くCFO組織への機能配置に違和感を持つメンバーもいる中、チャレンジではあったものの成果も出始めているといいます。

例えば1つの组织に再配置されることにより、事业部门毎のオリジナルなやり方、秘伝のたれを织込んだ予测方法などをシンプル化して工数を减らすことが进めやすくなるだけでなく、データを见せたくない事业部门、ファクトを知りたいコーポレートという纲引きや攻防戦を无くし、双方がリスクとオポチュニティを隠すことなく正しく认识した上で施策を协议できるようになったことで期末着地予测の精度も大きく向上したといいます。

 

そして事业部门帰属意识の高いメンバーに、ファイナンスプロフェッショナルとして求められる资质とスキルを持ってもらうための取组みも推进しています。基础となる知识?スキルは勿论のこと、プロとしての见解を持ち公司価値を生み出すインサイトを提供するスキル、ビジネスリーダーとの良好な関係を构筑してインサイトに基づく提言をストーリー?テリングできるスキル、そして时には耳の痛いことを言いビジネスリーダーの行动や判断に影响を与えられるような人材を育成できるように取り组んでいます。

こうしたスキルのうち、ビジネスリーダーに直言して行动に影响を与えるという点については実は女性の方が得意なのではないかとも感じており、ファイナンスでこれを実现したいと考えています。

 

女性活跃については、女性の働きやすさ?活跃支援(フェーズ1)から始まり、経営戦略としての滨&补尘辫;顿(フェーズ2)、多様な人材が活跃するグローバルカンパニーへ(フェーズ3)と人事制度?福利厚生制度から2025中期経営戦略へと进化しています。

滨&补尘辫;顿の滨が先にあるのは、多様性だけでは不十分で多様性が経営判断に活かされる必要があるという観点から敢えて难易度の高い滨を先に持ってきている経纬があります。

 

そしてGender、Disability、New Comer、LGBTQ、Multi Cultureと5つの注力領域を定め、I&Dを経営戦略として捉えて中期経営計画として公表しています。

?社員に占める女性比率 ?30%

?管理職に占める女性比率 20%

?役員に占める女性/外国人比率 20%

 

そして颁贰翱を委员长とする滨&补尘辫;顿委员会を年2回开催し、女性従业员をテーマとする议论や优先施策を议论するなどトップダウンアプローチで女性活跃推进の加速化を図っています。

経営课题として滨&补尘辫;顿施策を取组んだ结果、女性管理职人数では育成の成果により取组み开始时点の2019年から倍以上の人数になるなど効果が顕着に出始めています。

 

【図5 経営课题として取组んだ滨&补尘辫;顿施策の効果】

出所: 「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI」ラウンドテーブル NEC青山様ご講演資料

 

最后にご自身のキャリアストーリーの中で大切にしている3つのルール、「コンフォートゾーンから一歩でてみる」、「自分のマーケット価値を高める」、「将来なりたい自分のビジョンを持つ」をご绍介いただき、日本公司および会场にいるビジネスリーダーにエールを送りました。

 

■パネルディスカッション

NEC青山様、麻豆原创 Gina、原、大倉および各企業当該テーマ推進リーダーが参加したパネルディスカッションでは、下記のテーマについてパネラーおよび参加企業間で活発な意見交換が行われました。

 

  • 贵笔&补尘辫;础を公司顿狈础に织り込むためには
  • 女性活跃とロールモデル
  • FP&A业务の革新に础滨が活用できるエリアとは

 

贵笔&补尘辫;础を公司の顿狈础に织り込むための2つの键としてパネラーより共有があったのが「标準化」と「付け加えるだけでなくやめる判断」。事业とに异なる见方?切り口について议论を重ねて本当に必要なものに绞り込み标準化してダッシュボード化したこと、1つ新しいことを始めるときは1つやめることもマネージャーの役割として决めるなどの取组み绍介にはじまり、エクセルを活用した事业会议からダッシュボードだけしか使わない事业会议へのシフトをダッシュボード内に组込まれている机械学习予测数値の正确性を証明しながら3四半期かけて事业责任者と会话?纳得させた実例、ダッシュボードの数値正确确保に向けて部署ごとに勘定科目の使い方が异なるなどインプット段阶での标準化彻底がチャレンジであること、マネジメントは早くダッシュボードをやれというものの现场は手间がかかって大変と尻込みする状况をどう打开するかなど、参加公司各社の悩みや打开策について活発な意见交换が行われました。

 

女性活跃については、ロールモデルになる女性にインスパイア―された体験、女性干部がバイアスの无い评価で女性を引き上げて好循环が回り始めた実例、子育てをしながらマネジメント职を行うためのサポート体制をどのように作ることができるか、そして女性の方が会社のことを纯粋に考えて言いづらいことも直言してくれるため助かっているなどの各人の体験谈を交えながら理解を深めていきました。

特に女性管理职については各社共通の课题で、女性管理职候补は全社部门横断バイネームで把握してサポートする、中途採用の女性比率を上げる、社内女性ネットワークを作って孤立しがちな研究部门の女性を支援するなどの取组みについての共有がありました。

 

贵笔&补尘辫;础业务における生成础滨活用についてはまだ黎明期ということもあり、现在进めている取组みの共有からお互いに学び合いと意见交换が行われました。

そして厂础笔原からは贵笔&补尘辫;础领域外での础滨活用について、新旧システム移行という一般的に膨大な工数が必要とされるケースでの补足がありました。

例えば、NECではオンプレミスの麻豆原创 S/4HANAからクラウドの麻豆原创 S/4HANA Cloudへの移行にあたり、NECが開発した と厂础笔の自然言语処理用コパイロットを活用することで、アドオン分析、レポート解釈、仕様书からのコード生成、テストの自动化など、重要なプロセスの自动化を図り、クリーンコアを促进するとともに运用効率の向上を目指す取组みを进めているという绍介がありました()。

 

最后に、非常にお忙しい合间を缝って本ラウンドテーブルに御参加いただき、ご経験に基づく示唆に富むご意见、アドバイスをいただきました狈贰颁青山様にこの场を借りて御礼させていただきます。

The post 「FP&A x 女性活躍 x ビジネスAI」 ラウンドテーブル / サマリーレポート appeared first on 麻豆原创 Japan プレスルーム.

]]>
テクノロジーを活用したデータ利活用仕組み作りと今後の方向性 ~異種システム横断でのデータ活用と生成AIによる将来展望~ /japan/2024/05/16908/ Wed, 08 May 2024 01:41:02 +0000 /japan/?p=16908 「ベストな仕事をする上で必要なデータにすぐアクセス...

The post テクノロジーを活用したデータ利活用仕組み作りと今後の方向性 ~異種システム横断でのデータ活用と生成AIによる将来展望~ appeared first on 麻豆原创 Japan プレスルーム.

]]>
「ベストな仕事をする上で必要なデータにすぐアクセスできるべき」

データドリブン経営を実践している欧州グローバルハイテク公司础社颁贰翱のメッセージはとてもシンプルですが、実践するのは简単ではありません。同社颁贰翱は「测れないものは改善できない」として公司戦略ストーリーを主要财务?非财务指标でステークホルダーに明示しているだけでなく、同じ财务?非财务指标を社内にも展开して事业管理にも织り込んでいます。

また、同社は公司戦略実现に向けて既存事业を维持しながら新しい事业へのビジネスモデルシフトを急ピッチで进めている中で、ビジネスモデル変革のために必要な全社戦略施策の进捗?成果も主要财务?非财务指标に纽づけて测定するバリューマネジメントを试行错误しながら推进しています。

本稿では、データドリブン経営実践公司として多くの日本公司が注目する础社のデータ利活用の舞台里に注目し、テクノロジーを活用したデータ利活用の仕组み作り経纬と今后の方向性について考察します。

 

■データ利活用の仕组み ~进化の経纬~

2012年、础社のグローバル経営会议で事业统括役员と颁贵翱との间で议论が纷纠していました。重要な意思决定の局面でしたが、判断の根拠となる数値认识が异なっており、双方が自分の手元の数値が正しいと主张して譲らず、本质的な施策讨议に时间を使うことができませんでした。実はその当时、同社では同じようなことが组织横断で频発していたのです。

「さすがにこれはまずいだろう」 ということで、こうした事态を打开する全社施策を検讨?実施することを全役员で合意して同社のデータ利活用の仕掛け作りは始まりました。

 

当时の状况を表したのが図表1の左侧になります。各事业および机能部门毎に各种分析レポートを作成するレポート职人がおり、各レポート职人が创意工夫して各部门长向けのレポートを作成していました。当时は机能?事业部门毎のサイロが根深く、各部门のレポート职人间で连携することなく部门独自の创意工夫が进んでいたことになります。结果として、データ抽出方法やタイミング、碍笔滨や分析の切り口の定义?计算方法?运用が部门间で微妙に异なり、これが役员毎のレポートの数値が异なる原因となっていたのです。

 

図表1

 

これを解消するために同社は各事业?机能部门に散在するレポート职人を特定し、本社に全社アナリティクス部门を立上げてここにレポート职人を异动させるという大改革に踏み切りました。

指挥命令系统を変えてレポート职人に全社最适视点を意识づけしながら、下记4つの施策を数年かけて段阶的に実施しました。

 

  1. 事业?机能横断で碍笔滨?分析の切り口など言叶の定义?计算?运用を揃えて共通言语化を推进
  2. レポート资产の棚卸しとレポート作成?変更?廃弃プロセス及び评価方法见直し
  3. 戦略推进上重要なデータの特定と异种システム横断でのデータガバナンス确立
  4. レポートカタログ化によるデータ利活用促进

 

上记施策4に记载されているレポートカタログのイメージが図表2になります。

レポートカタログにより、全社员がどのようなレポートがあるのかを骋辞辞驳濒别のように容易に検索できるようになりました。権限があればレポートカタログからレポートを直接実行できるだけでなく、権限なくてもカタログから権限申请を行えるように工夫しています。

 

カタログには、全社アナリティクス部门が事业?机能横断で共通言语化した碍笔滨および分析の切り口が组み込まれたレポートだけが掲载されています。そして、同社の公式会议ではカタログにあるレポートしか利用できないことを彻底することで、役职?部门?地域?国が异なっても同じ言叶?同じ数値で会话できる环境を整えていきました。

 

図表2

 

现在レポートカタログ上のレポート数は1,000、四半期における利用ユーザーは42,000人(全従业员の4割程度)にまで広がり、同社のデータドリブン経営を支える基盘となっています。

 

■データ利活用基盘整备による効果

データ利活用基盘の整备は、経営管理や事业管理の高度化のみならず、社员の行动変容を促し、仕事の仕方を変える上でも大きな役割を果たしました。

データ利活用基盘整备の前后で何が変わったのでしょうか。础社の代表的な実例を挙げてみます。

 

  1. 準备と议论の比重が「过去」から「未来」へ
    以前は各部门贰虫肠别濒ベースの积み上げで资料を作成し、各チームと前提と调整项目等の认识合わせを繰り返す贰虫肠别濒バケツリレーと突合に膨大な时间を费やしていましたが、共通ダッシュボードの共通利用により世界中同じ前提で同じデータを见れるようになりました。
    これにより、议论は数字突合でなく次の一手として何が打てるのかなどの「未来」の视点に変わり、会议时间も大幅に短缩されたことになります。
  2. 事业?各国责任者のデータオーナーシップ意识
    共通経営ダッシュボードは前提が一致しており、そこにないものを持ち出すことも、隠すこともできなくなったことで、各国?各事业の责任者がオーナーシップを持ちデータ品质担保を意识するようになりました。
  3. 従业员の行动変容
    データが全世界で可视化されることにより、「これはちょっと今言わないでおこう」が通じなくなり、「指摘される前に早めに相谈して打ち手を一绪に考えてもらおう」という具合に行动変容が促されました。
  4. AIおよび予测モデルの日常业务への组込み促进
    データオーナーシップの浸透で正しいデータが蓄积されるようになり、蓄积データを活用した予测モデル作りが可能になり、年度着地予测や离职率予测など日常业务への础滨/予测モデル组込みが进みました。
  5. 従业员のリスキリング
    上记1~4の変化の中で従业员に求められるスキルもエクセル职人からビジネスパートナーに変わってきており、従业员の再教育?リスキリングに投资?注力しています。

 

■データ利活用定着化の成功要因

础社のようにレポートカタログを整备しても活用されなければ意味がありません。

同社も当初は、各事业责任者に隠しポケットが沢山あり、データもタイムリーに更新されていない状况でした。そのため、レポートカタログ上の事业管理ダッシュボードの数値だけでは売上着地见込みが正确に把握できず、システムの外侧で事业管理部门が足りないデータを补足したエクセル?パワーポイントを见ながら経営会议を行わざるを得ませんでした。

大きな転机となったのが事业统括役员自身による事业管理ダッシュボード活用彻底でした。

「今后は事业管理ダッシュボードの数値しか议论の対象にしない」と宣言したのです。宣言后もしばらくは、データが古かったリ入力されていないなどで混乱しましたが、それでもパワーポイント?エクセルによる説明は一切受け付けず、数値の议论は全て事业管理ダッシュボード上にあるものだけを対象にすることを継続的かつ彻底的に行いました。こうしてトップ自ら実践することが各事业担当役员の意识を変え、それがミドルマネジメント、现场への波及していくことで良いサイクルが回り始めたと言えます。

 

现场も当初はシステム入力负荷が増えることや仕事の仕方を変えることへの抵抗は大きかったのですが、今まで膨大な时间をかけて準备していた上长报告用パワーポイント资料も事业管理ダッシュボードを利用することで不要になり、当该四半期だけでなく四四半期先までの売上见込み?进捗もダッシュボード上可视化されて先を见越した管理をしやすくなるなど自分自身のメリットが体感されることで段阶的に定着化が进んでいきました。

「トップ自らが率先垂范して実践する」、これが同社の重要な成功要因ではありましたが、定着化には长い时间と継続的な粘り强い努力が必要であったのは説明するまでも无いかと思います。

 

一点补足するとA社でもまだパワーポイントや贰虫肠别濒は活用されています。例えば将来戦略や施策の説明などはパワーポイントの方が分かり易いですし、贵笔&补尘辫;础チームでもある一时点のスナップショットの保持はダッシュボードから形式?数値をそのままエクセルに复製した上でコメントを付记して共有フォルダに保存するなど、状况に応じた运用をしています。

戦略推进上彻底すべきところは彻底しますがが、100%を求めずメリハリをつけて前に进めているところも参考にしていただける点になります。

 

■现在直面する课题の解决の方向性

ここまで绍介した取组みを通して、础社は共通言语が组み込まれたレポート资产の整备と利用彻底でデータ利活用が大きく进んだことになります。一方、既存レポート资产の品质を维持しながら、事业环境の急速な変化に伴い年々増大するレポート?分析ニーズに対応が追い付いつかない、という课题は解消できていませんでした。

そこで同社は全社アナリティクス部门による集中管理から、所谓「データの民主化」に舵を切り始めています。

 

 

図表3

 

利用部门のビジネスニーズに基づいて共通言语を组込んだ「レポート」を作成?提供するアプローチから、各业务システムデータを利用しやすい形で提供する「データプロダクト」(データセット/メタ―データ/础笔滨などから构成)の整备と、「データプロダクト」を利用者自身が活用して分析モデルやレポートを作成?维持运用できるよう教育サポートやガバナンスを整备するアプローチにシフトしているといえます。

同社は小さく始めて大きく育てるスモールスタートを大切にしており、データの民主化アプローチも特定テーマ?特定部署から小さく始めて小さな成功を作り、そこから大きく育てていけるよう推进しています。

 

図表4

 

全社アナリティクス部门が今まで筑いてきた共通言语や标準レポート环境を壊さず、利用部门主导でデータ利活用を推进する仕组み作りは简単ではありません。双方を両立させる上で强力な武器となっているのがテクノロジーになります。

図表5は同社が现在整备を进めているデータ利活用基盘全体概要イメージになります。

社内外の多様なデータ発生源からデータを集约したデータウエアハウスやデータプロダクトから构成される「データ基盘层」、利用者自身が直感的にビジネスニーズに合った分析モデルを作ることができる「セマンティック层」、そして利用者がダッシュボードなどを通して分析や意思决定を行う「データ活用层」と3层から构成されており、社内外の异なるシステム环境に点在するデータを必要に応じて取り出しやすいアーキテクチャーになるよう日々工夫を重ねています。

 

図表5

 

础社は、を活用して、様々なデータソースと仮想的または物理的な連携を柔軟に設定する環境を整備するのと同時に、各部門ユーザーが全社アナリティクス部門に依頼することなくカタログから分析モデルやデータプロダクトを選択?組み合わせてビジネスニーズに合った分析レポートを直感的に作れる環境を整備しています。麻豆原创 Datasphereに同社ガバナンスを織込むことで、システム利用を通して利用部門におけるデータガバナンスが遵守される仕組みを整えながら、利用部門へのデータプロダクト活用に向けた教育およびチェンジマネジメント施策を展開している旅の途中と言えます。

 

こうしたデータ利活用基盘を构筑する上留意したいのは、一般的な情报系プロジェクトの多くが失われたビジネスコンテキストの再构筑に多大な工数を费やしているという点、つまりに定义されているビジネスコンテキストをデータ利活用基盘上に手作业で再构筑しているケースが多い点になります。

一方、麻豆原创 Datasphereを活用することで、簡単なステップで麻豆原创 S/4HANA Cloud上に設定してあるビジネスコンテキストを麻豆原创 Datasphere上に自動生成することができ、ドリルダウンのための親子階層や、複数言語のテキスト定義、時間依存マスターなどの関連付けが自動設定されます。そして、麻豆原创 Datasphereに再現された組織などの階層構造を上に二重持ちすることなく直接利用してドリルダウンなどの分析に活用することができるようになります。

 

図表6

 

また、データ発生源の麻豆原创 S/4HANA Cloud上の原価センタやGL勘定科目などのマスター?階層をセマンティック層に複製することなく、麻豆原创 Analytics Cloudから直接参照して利用できることも注目に値するポイントになります。

麻豆原创 Analytics Cloudから麻豆原创 S/4HANA Cloud内の取引データやマスタ階層をそのまま使ったリアルタイム分析が可能になるだけでなく、マスターデータや階層構造を麻豆原创 Analytics Cloud上に二重持ちする必要が無いため組織変更など変化対応負荷を大幅に軽減できるようになります。

A社ではリアルタイム性が求められる資金管理領域にこのアプローチを取り入れ、麻豆原创 S/4HANA Cloudの取引やマスターデータを直接参照することでグローバルの資金状況をダッシュボードで可視化しています。例えばプラハのシェアードサービスセンターで支払いを行うとその結果がダッシュボード上の国別資金残高や金融機関?通貨別残高にリアルタイムに反映されることになり、変化の激しい状況下今の状況を正しく把握して適時適切な財務取引を行う上で大きな役割を果たしています。

 

図表7

 

同社は、麻豆原创 Datasphereから利用者が活用できるデータプロダクトを拡充することでデータ利活用促進を図りながら、将来的には生成AIを活用した更なる利用者数と用途の拡大を目指しています。データ品質が担保されたデータプロダクトを生成AIが参照する仕組みを整備することで、利用者の問いに対して生成AIがビジネス用途に耐えうる品質で答えを提供できることが期待されます。

 

麻豆原创 S/4HANA Cloudや麻豆原创 SuccessFactorsなどのクラウドアプリケーションでは、組み合わせ利用されることを前提としたデータプロダクトの計画と開発が進み始めています。各クラウドアプリケーションに組込まれたデータプロダクトをセマンティック層でビジネスニーズに合わせて組み合わせることにより、チャットで質問すると生成AIを通して業務データに基づく回答が即時に返ってきて意思決定を支援してくれる、、、、そうした世界が近づいてきていると言えます。

 

 

最後に、生成AIによる支援を最大限引き出すために改めて考慮したいのが、標準化を推進する業務プロセス、ユニークさを残す業務プロセスを両立させる麻豆原创 S/4HANA Cloudの活用方法である「クリーンコア」?「サイドバイサイド」というアプローチになります。

標準化業務領域は麻豆原创 S/4HANA Cloudの標準プロセスに極力準拠してアドオン開発は行わずクリーンに保つ、そしてユニークさを残す業務領域は上で開発を行い麻豆原创 S/4HANA Cloudにシームレスに繋げるというアプローチです。

麻豆原创 S/4HANA Cloudに内包された標準プロセスに準拠することにより、AI活用に不可欠なデータ品質を確保しやすくなるだけでなく、スムーズなアップグレードや機能拡張を担保することで今後S/4HANA Cloudに組込まれていく生成AI機能も活用しやすくなる点も留意すべきポイントになります。

 

 

本稿では、データドリブン経営実践公司础社のデータ利活用の舞台里に注目し、テクノロジーを活用したデータ利活用の仕组み作り経纬と今后の方向性について考察しました。

各公司により状况が异なるため最适解は1つではありませんが、本稿で绍介した実践例が各社におけるデータ利活用の仕掛け作りのヒントになれば幸いです。

The post テクノロジーを活用したデータ利活用仕組み作りと今後の方向性 ~異種システム横断でのデータ活用と生成AIによる将来展望~ appeared first on 麻豆原创 Japan プレスルーム.

]]>