インクルージョン Archives - 麻豆原创 Japan プレスルーム 麻豆原创 Japanに関するニュース Thu, 12 Oct 2023 07:46:25 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.4 グラミン日本は生活困窮者の就労支援への課題に麻豆原创 Fieldglassを選択 /japan/2021/02/sapjp-customer-award-2020-japan-society/ Tue, 16 Feb 2021 07:04:02 +0000 /japan/?p=13782 グラミン日本 理事長/CEO 百野公裕 氏(右)と...

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グラミン日本 理事長/CEO 百野公裕 氏(右)と麻豆原创ジャパン 会長執行役員 内田士郎(左)

グラミン日本 理事長/CEO 百野公裕 氏(右)と
麻豆原创ジャパン 会長執行役員 内田士郎(左)

※撮影は感染対策を讲じたうえで行いました

 

麻豆原创? Japan Customer Award 2020「Japan Society」部門を受賞した、マイクロファイナンス※機関の一般社団法人グラミン日本(以下、グラミン日本)。貧困や生活困窮の状態にある方々に低利?無担保で少額の融資を行い、起業や就労による自立を多面的に支援しています。グラミン日本は2021年2月4日、麻豆原创ジャパンと連携協定を締結。4月から麻豆原创 Fieldglassを活用したソーシャル?リクルーティング?プラットフォームの運用を開始し、NPO団体や自治体などから寄せられる就労希望者の情報と、企業などからの求人情報を一元管理し、ジョブマッチングの加速や情報の蓄積などによる就労支援の拡大を目指します。

※贫困层や生活困穷者に向けた小口の融资などの金融サービスの総称


日本の生活困穷者の実态から见えてきた「日本の特异点」

1983年にムハマド?ユヌス博士がバングラデシュで设立した「グラミン银行」。金融体系から外れた贫困者に対し、低利?无担保で少额の融资を提供することで起业や就労を促し、贫困脱却を支援しています。
特徴は、5人1组のグループをつくり、それに対しグループ融资を行うこと。毎週センターミーティングを开き、连帯责任のスキームの下、借りたお金を返済する仕组みをつくりました。それによって自立を支援し、互助と信頼関係に基づいた社会的资本形成を目标に定めたのです。当初は谁もが実现不可能と考えましたが、グラミン银行の试みは成功。ほとんど贷倒れのない実绩を上げています。この功绩により、2006年にユヌス博士とグラミン银行はノーベル平和赏を受赏しました。现在では、アジア、アフリカ、南米、北米の40ヵ国、155の协力组织と连携し、贫困をなくす支援を行っています。
グラミン银行の日本版であるグラミン日本は2018年9月に设立され、「贫困のない、谁もが活き活きと生きられる社会へ」をミッションに掲げ、さまざまな支援を行っています。

グラミン日本が行う支援の流れ

グラミン日本が行う支援の流れ
画像引用: 一般社団法人グラミン日本『STORY BOOK 未来への先行投資』より抜粋

 

先进国である日本では、どのような贫困问题が存在するのか。グラミン日本の理事长颁贰翱の百野公裕氏は、日本の贫困率は危机的な状况にあるといいます。

「日本の相対的贫困率は15.6%(※1)で、実は世界でトップクラスです。翱贰颁顿(経済协力开発机构)加盟国の中では、イスラエル、アメリカ、エストニアに次いで第4位です」

相対的贫困率とは、所得が贫困线(可処分所得の中央値の半分)以下の人の割合のこと。日本の贫困线は、2015年の时点で年収122万円(※2)とされています。相対的贫困率15.6%とは、约2000万人もの人が、年収122万円以下で暮らしているということです。

「日本の场合は特に、一人亲の贫困率が极めて高くなっています。特に母子家庭の贫困率は5割(※3)」を超えており、深刻です。今や日本の子どもの7人に1人(※4)は、贫困状态にあります」

日本は国民皆保険であり、生活保护制度もあります。こうしたセーフティネットがありながら、なぜ贫困率が高いのでしょうか。

「シングルマザーは、育児のため労働可能な时间に制限があり、正规雇用されづらい。低赁金でありながら雇用も安定しません。しかも生活保护による贫困の捕捉率が、日本は18%しかないんです。つまり约8割が贫困を把握するための网から漏れている(※5)。ドイツ65%、フランス92%と比べても、絶対的、相対的に低い。何年か前から、『生活保护を受けるのは悪だ』と责める风潮があります。そういうこともあり、申请できるのにしない人が多いのです。自治体の多くが积极的に补足しようとしません。结果、未来の日本を担うべき子どもにしわ寄せがいっているのです」

 

就労?求人情報の蓄積とマッチング加速に麻豆原创 Fieldglassを導入

百野氏は、コロナ祸で女性の贫困が深刻化しているといいます。実际、2019年10月と2020年同月の女性の自杀者数を比较すると、约89%(※6)も増えています。

「特に深刻なのが20代と40代?50代女性で、昨年の同じ时期に比べていずれも2倍以上(※7)自杀者が増えていることです。その背景には、就职难や贮蓄不足から来る不安、顿痴の悩みなどがあるようです。例えば、子どもの休校措置に対応するために仕事を休むことを余仪なくされ、収入が减少したと答えたシングルマザーは7割にのぼりました(※8)。女性をとりまく労働?生活环境の悪さがコロナ祸で浮き彫りになったといえます。自助ではどうにもなりません。なんとかしてこの社会问题に早く手を打たなければ、事态はさらに深刻になる」

近年、急速に深刻化する困穷の问题に対し、早急に効果的な対策を求められていました。そこで、厂础笔ジャパンは就労?求人情报の蓄积とマッチング加速のためのソーシャル?リクルーティング?プラットフォームの构筑を提案。グラミン日本は麻豆原创ジャパンとの協業を決めました。プラットフォームの構築には、企業などの組織?団体が外部人材の獲得や調達プロセスを一元的にデジタル管理し、外部人材活用の最適化を支援する麻豆原创 Fieldglassを採用しています。

「今までのジョブマッチングの問題は、企業の求める人材に見合った人を引き合わせるだけで、そのあとのフォローがなかったことです。働く当事者の声も拾えず、せっかく就職しても続かない、ということが多々ありました。また、求人に対して機械的に人を割り振っているので、入ったらブラック企業だった、というケースも見受けられました。麻豆原创 Fieldglassを活用したプラットフォームは、利用者と企業双方にとって、Win-Winになるマッチングの切り札になると考えています」

このソーシャル?リクルーティング?プラットフォームの特徴は、以下の3点にあります。

  1. スキル
    求职者のデジタルスキルをアップさせる仕组み
  2. チーム
    5人1组のチームで互いに支え合う。また、障がい者のデジタル関连のスキルに特化した就労移行支援组织「アーネストキャリア」、一般社団法人「日本シングルマザー支援协会」などとタッグを组み、就职后の支援も行っていく
  3. ジョブマッチング
    公司(雇用元)からのフィードバックを受け、必要とされている人材のアップデートを行っていく

麻豆原创 Fieldglassを活用したソーシャル?リクルーティング?プラットフォームの仕组み

ソーシャル?リクルーティング?プラットフォームの仕组み

ソーシャル?リクルーティング?プラットフォームを贫困対策の起爆剤に

ソーシャル?リクルーティング?プラットフォームの构筑により、グラミン日本はどのようなことを目指しているのでしょうか。

「日本社会全体でいうと、デジタル化が非常に遅れています。翱贰颁顿の比较では、就业者1人当たりの労働生产性は36か国中21位(※9)です。就业者1人当たりの労働生产性上昇率は35位(2018年)。マイナス成长は日本を含めて4カ国しかありません。そんな中、日本の滨罢人材需给ギャップは、2030年见込みで最大约79万人(※10)だと言われています」

そのような中に起こったのが、新型コロナウイルスの流行。贫困家庭はさらに追い込まれる状况になっています。しかし、百野氏はピンチをチャンスに変えるべきだといいます。

「シングルマザーにとっては、逆にチャンスだと考えています。リモートワークが当たり前になり、子育てをしながらでも働きやすくなったからです。特に新型コロナウイルスの流行によってデジタル化が加速し、デジタル技术のある人间が求められています。つまりシングルマザーであっても、デジタルスキルを身につければ、就労?定着に繋がっていくということです。そのスキル习得に、グラミンが贡献したいと考えています。具体的なデジタルスキル习得后の働き方は、コールセンター担当者、デジタルツールを活用するお客様対応、デジタルコンサルタント、デジタル広报担当者、デジタル教育の先生などを想定しています。
ソーシャル?リクルーティング?プラットフォームによって、公司の需要も见える化され、公司にとってもどんな人材が在籍しているのか、把握できる。支援団体、就労希望者、公司もプラットフォームで繋がりますので、就职后の継続的なフォローアップなど、きめ细やかな対応が可能になります。このプラットフォームは、今后の贫困対策の起爆剤だと考えています」

「支援を必要としている人」に届く运用が键となる

今后も日本ならではの贫困に目を向けなければならない、と百野氏は语ります。

「例えばアメリカの贫困は、移民や难民などに集中しています。移民コミュニティにアプローチすれば、困っている人を见つけることが比较的容易です。しかし、日本ではそうはいきません。贫困が隠れてしまっていて、支援をまったく受けられていない人もいます。放っておいたら次の世代にも连锁し、日本そのものが弱っていきます」

グラミン日本は、厂础笔ジャパンとともに构筑したソーシャル?リクルーティング?プラットフォームを通じて、公司そのものにも変化を起こすことにも期待しています。

「これからの时代は、『雇用してやる』といったスタンスでは通用しません。个々人の特性を捉え、一绪に成长していく必要があります。それが本当のインクルージョンであり、真のダイバーシティでしょう」

当事者もまた、変わらなければ贫困を抜け出せません。

「日本人の特徴として、自分のスキルに无自覚で、アピールもうまくありません。例えば子育ての経験者なら、『复数のタスクをこなしてきた』とアピールすることもできるのです。元からもっている力を可视化し、その上に新たなデジタルスキルを乗せていくことで、自分を活かす场所も広がっていきます」

そのためにも、百野氏は多くの当事者が、グラミン日本のプラットフォームの存在を知り、利用してもらうことが必要だと考えています。

「贫困状态にある方々に、どう伝えていくか。どんな言叶なら、みなさんの心に刺さるのか。グラミン日本の笔搁の仕方も课题だと考えています」

デジタル上でプラットフォームを整えても、「支援を必要としている人」が利用しないことには始まりません。今后の运用は、どのようにして认知度を高め、そして必要性を実感してもらうかが键となります。厂础笔ジャパンは、これからもグラミン日本の贫困问题の解决に向けた挑戦を応援して参ります。

グラミン日本様集合写真

 

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